top of page

【ありがとう】コミュニケーション能力

まわりの人と良いコミュニケーションを取れる人は幸せです

コミュニケーションは大きく3つの種類に分けることができます。


 ①会話・・・会って、話すこと

 ②議論・・・共通の目的に向かって、意見や考えを声に出し、解決すること

 ③対話・・・お互いの意見や考えを言葉に出し、違いを認めて相互理解をおこなう

みなさんは、どのタイプのコミュニケーションが多いでしょうか。


職場や家庭では、対話が少ないという方は多いかもしれません。職場では議論のみが重要視されているかもしれません。ですが、対話は、相互理解や信頼関係を築き、自主性を高める、とても大切なコミュニケーションです。お互いに、思っていること感じていることを、声に出す、そんな対話的なコミュニケーションを増やしてみてください☺️


(どちらかというと男性は議論が好きで、女性は会話・対話が好きな傾向がありそうです。対話したい女性に対して、議論をしてしまう男性、良くある失敗例ですね。)


また、対話理論の研究者、アイザックスさんは以下の4つがポイントだと言っています。


■対話の4つのポイント

 ・聴く (listening) : 邪魔せず抵抗せず、ただ聴く

 ・大事にする (respecting) : 誠実さをもち全身で受け取る

 ・保留する (suspending) : 評価・判断を保留してみる

 ・声に出す (voicing) : 心からの真実の声をだす


相手の話を聴くときには、全身全霊で聴いてみてください。「聴」という漢字には「耳」「目」「心」という文字が入っている通り、「耳」「目」「心」を相手に向けて聴くことが大切です。

また、相手の意見や考えを大切にし、評価や判断を保留してみてください。相手がこう思っている・感じている、ということは100%否定の出来ない事実です。まずはその事実に対して、良い悪いという判断をもたず、「あぁ、●●さんは今こう思っているんだなぁ」と味わってみて下さい。

自分の話をするときには、自分の内から出てきた、想いや考えを声に出してみて下さい。頭に浮かんがフレーズを口にだすことはとても大切ですが、可能ならば相手が受け取りやすい形で口にだしてみてください。


是非これらを意識して、対話型のコミュニケーションを行ってみてください。

相手との相互理解や信頼関係を醸成してくれるはずです☺️


▼コミュニケーション力を向上させるには・・・

①対話の4つのポイントを意識して、ゆっくりと対話してみましょう。

事前に対話の4つのポイントをお互いに認識した上で始めてみても効果的です☺️



 

より詳細に学びたい方は、公式参考書である以下の本を御参照頂ければと思います。

実践!ウェルビーイング診断 前野隆司・太田雄介著

ビジネス社

 


ー出典・参考ー

ポジティブ心理学-21世紀の心理学の可能性 幸福感および生きがいと人間関係 島井哲志、大坊郁夫ら著 (ナカニシヤ出版,2006)

ダイアローグ――対立から共生へ、議論から対話へ デヴィッド・ボームら著 (英治出版,2007)


カテゴリー:ありがとう力

0件のコメント

Comments


bottom of page