まじめにコツコツ学び、成長し、やり抜く人は幸せです
まじめ力が高い人は、自己管理できて、何事もやり抜ける人です。
計画性、責任感、勤勉性が高く、自己規律でき、粘り強く、熟慮できる特徴・特性があります。性格傾向の中で、仕事力との相関がもっとも高い項目です。また、まじめ力が高い人は、勉強や仕事での成果も高く、長寿な傾向もあります。
一方で、まじめ力が高い人は、秩序だった予測しやすい環境には適応しやすいですが、変化が激しく、混沌とした環境はあまり得意でない場合があります。例えば、まじめ力の高さは幅広い職業で高いパフォーマンスを発揮できる反面、ジャズミュージシャンのような、変化が激しい環境では、まじめ力が低い方がまわりから評価されることもあります。
また、まじめ力はGRITと呼ばれる"やり抜く力"と関係の深い項目です。GRITは、IQや才能以上に、成功の秘訣となる力と言われています。まじめ力が高い方は"やり抜く力"が高い人なので、是非大きな事をやり抜いてみてください☺️
※GRITとは・・・
高い目標を情熱を持って追求する姿勢であり、周囲の人の畏敬の念を引き起こし、他者の中から、より良い人間へと成長し、精神的な持続的幸福を獲得し、有益なリスクを冒し、最高の人生を創りたいという意欲を引き出すもの
Guts(ガッツ):困難に立ち向かう度胸
Resilience(レジリエンス):失敗してもあきらめずに続ける復元力
Initiative(イニシアチブ):自分で目標を定め取り組む自発性
Tenacity(テナシティ):最後までやり遂げる執念
の略。
やり抜く力、GRITについては、以下の動画も観てみて下さい☺️
※設定から、日本語字幕を選ぶことができます☺️
▼まじめ力を向上させるには・・・
まじめ力を高めるには以下の3つの方法があります☺️
①熱中できることを見つけること
②小さなことでもやり抜いて成功体験を積むこと
③やり抜く力を持つ、もしくは持ちたい友人をもつこと
①熱中できることを見つけることですが、人はまずやってみている中でどんどん熱中できるようになります。なので、まず、やってみましょう。
エクササイズ1:見つける
"やり抜きたい"と思っている事を、1つ見つけましょう。見つけ方は色々ありますが、出来る出来ないではなく、ワクワクすることを探していけると良いでしょう。1時間程度取れる方は、やりたいことを100個洗い出してみるのもオススメです☺️
エクササイズ2:掘り下げる
その"やり抜きたいこと"を、具体的に掘り下げてみましょう。その"やり抜きたいこと"には、どんなアプローチが考えられますか?既に行っている人はいますか?それをやり抜くためには、どんなことがポイントとなりしょうでしょうか?
エクササイズ3:目的を考える
その"やり抜きたいこと"の、目的を考えてみましょう。自分にとって良い影響がある点と、自分以外の周りの人にとっての良い影響を考えると良いでしょう。
エクササイズ4:着手する
その"やり抜きたいこと"に、着手してみましょう。
②小さなことでもやり抜いて成功体験を積むについてのエクササイズを紹介します。
エクササイズ5:ちょっとした事をやり抜く
まずは、小さなことでも良いので、自分で決めた事をやり抜いてみましょう!どんな事でも構いません、朝早起きする、散歩をする、今週はスクワットを1回以上する、など、なるべく小さな目標であると良いでしょう。
エクササイズ6:ちょっと難しいことをやり抜く
ちょっとした事をやり遂げたら、次は難易度を少しずつ上げていってみてください。ちょっと頑張れば出来ること、を選ぶことが大切です。
エクササイズ7:成功体験を思い返す
少しずつ、やり遂げる成功体験を積めてきたら、それを思い返してみましょう。毎週末、毎月末に、やり遂げた成功体験を思い出す。日記などに記録することも、効果を高めてくれるでしょう。
また、成功体験は、自分でやろうと思って、やり遂げたこと、が良いでしょう。誰かの指示で行ったことでは、やり抜く力の向上効果は薄くなってしまいます。誰かの指示の作業であっても、その中で自分なりの目標をもつことが大切です☺️
エクササイズ8:友人と成功体験を思い返し、共有する
さらに効果を高めるには、友人と成功体験を振り返り、共有してみてください。

ー出典・参考ー
GRIT やり抜く力 アンジェラ・ダックワース著(ダイヤモンド社,2016)
実践版GRIT やり抜く力を手に入れる キャロライン・アダムス・ミラー著(すばる舎、2018)
カテゴリー:まじめ力