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【健康とストレス】ストレスの低さ

過度なストレスは幸せの敵、適度なストレスは幸せの味方

ストレスが低い人は幸せです。

しかし、ストレスをゼロにした方が良いかというと、そうではありません。実はストレスは身体に良いという研究もあります。受け身でストレスを受ける場合は身体に悪いのですが、自らチャレンジしながら受けるストレスは逆に力になるそうです。

ですから、今、やらされ感によるストレスを感じている方は、無理をしない範囲で頑張ってみるのも良いでしょう。


ただし、やはりストレスが高すぎると幸せでなくなる傾向はありますし、身体への影響もあります。そのような場合は、①ストレスへの抵抗力であるレジリエンス(困難から回復する力)を高めたり、②ストレスを緩和するテクニックをいくつか理解しておくと良いでしょう。


▼ストレスへの耐性を上げるには・・・

①レジリエンスについて、学んで実践してみましょう。

②ストレスの緩和テクニックを持ちましょう。下記の8つに対して、1つずつ、

ストレスを感じたら行う事を決めてみて下さい。


- 回避型を行う場合は、制限時間を決めて、行ってみると良いです。

ストレス発散方法は大きく分けて、ストレスに近づいて乗り越えていく接近型と、ストレスと距離を取る回避型に駆けられます。ですが、回避型は長期感行っていると逆に幸福度が下がってしまう危険性もあります。

1時間だけ責任転嫁して、そしたらストレスを感じないよう計画を立ててみよう。今日まで諦めて、明日からは現状の良い所に目を向けていこう。といった感じで、うまく使い分けて見てください☺️


- まずは、どれか1つでも、ストレス緩和テクニックを持っておきましょう。

可能ならば8種類それぞれに1つもっておくと、無敵です☺️ストレスにさらされても、8種類の対策法があるのですから。


接近型:

  (1)計画立案

    (切り替えて、次のアクション立てる)

  (2)肯定的思考

    (現状の良いところに目を向ける)

  (3)情報収集

    (辛さを乗り切る情報集め)

  (4)気持ちの解放

    (今、思っていることを吐き出してみる)


回避型(やりすぎ注意です☺️):

  (5)放棄・諦め

    (囚われている事を手放してみる)

  (6)回避的思考

    (ちょっとだけ逃げ出してみよう)

  (7)責任転嫁

    (ちょっとだけ自分以外のせいにしてみよう)

  (8)気晴らし

    (散歩、ちょっとした運動等)


 

より詳細に学びたい方は、公式参考書である以下の本を御参照頂ければと思います。

実践!ウェルビーイング診断 前野隆司・太田雄介著

ビジネス社

 


ー出典・参考ー

スタンフォードのストレスを力に変える教科書 ケリー・マクゴニガル著(大和書房,2015)

3次元(接近-回避,問題-情動.行動-認知)モデルによるコーピング分類の妥当性の検討, 鈴木伸一 , 2004


カテゴリー:健康とストレス

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