心理学の分野で性格を分析する手法として定評のある、ビッグファイブと呼ばれる5つの性格診断です。
5つ全て、数値が高い方が幸せである傾向があります。
(しかし、数値が低い側の性格もいます。高い人も低い人も、お互いに得意不得意があるという事ですね☺️)
先ほどの幸せの4つの因子は、心の持ちようでしたが、こちらは性格・気質です。
性格を変えることはできるのかという議論もありますが、半分は遺伝、残りの半分はこれまでの経験で決まると言われています。経験を重ねていくことによって、性格傾向も少しずつ変えていく事ができるのです。
①エネルギッシュ力(外向性)
自分の関心が外の人や物に向けられる傾向。ものごとに熱中し、積極的、社交性で、明るい。
→積極的・主体的にチャレンジする人は幸せです
②フレンドリー力(協調性、調和性)
利他的で、協調的に行動できる。人を信頼し、共感でき、思いやりがある。
→人を助け、助けられることを楽しむ人は幸せです
③まじめ力(誠実性)
自己管理できる。計画性、責任感、勤勉性がある。自己規律でき、粘り強さがあり、熟慮できる。
→まじめにコツコツ学び、成長し、やり抜く人は幸せです
④情緒安定力(精神的安定性)
情緒的に安定していて、不安・いらいら・衝動が少ない。
→心が整い、安定している人は幸せです
⑤おもしろがり力(開放性)
独創性・創造力に富む。知的好奇心、創造力、審美眼が高い。
→好奇心旺盛で、多様な興味を楽しむ人は幸せです
より詳細に学びたい方は、公式参考書である以下の本を御参照頂ければと思います。
実践!ウェルビーイング診断 前野隆司・太田雄介著
ビジネス社
ー出典・参考ー
PERSONALITY, CULTURE, AND SUBJECTIVE WELL-BEING: Emotional and Cognitive Evaluations of Life ,Ed Diener et al.,2003
パーソナリティを科学する特性5因子であなたがわかる ダニエル・ネトル著(白揚社。2009)
ハーバードの心理学講義 ブライアン・リトル著(大和書房 , 2016)
Comments